医学部受験において大学別の対策は必要か
この記事のポイント
過去問演習の唯一の目的は、「試験の解き方の練習と改善」「失点分析によって基礎の抜けを見つけること、普段の勉強方法の改善をしていくこと」です。過去問演習は各大学1回行うことが最適だといえます。
過去問演習の目的
模擬試験と全く同じで、
「試験の解き方の練習と改善」
「失点分析によって基礎の抜けを見つけること、普段の勉強方法の改善をしていくこと」
が過去問演習の唯一の目的です。
「よい点数をとろうとしない」「すべての問題を解こうとしない」考え方の練習もとても大切です。
「試験の解き方」の資料に記載している内容を練習し、どのような試験においても確実に徹底できるようにすることが過去問演習の最大の目的です。
過去問演習は各大学1回が最適
過去問演習の回数と卒業生の合否結果のデータから、過去問演習は各大学1回行うことが最適だといえます。
分析がしっかりできている前提であれば2回以上行っても悪いことはありませんが、効果はほとんどみられていません。
逆に過去問演習のやり方や分析がしっかりできていないまま回数だけこなしていた人は、本番で失敗する可能性が極めて高くなっています。
また、あらゆる試験において解き方の徹底ができるようになった卒業生は、過去問演習を一度も行わなかった大学においても合格しています。
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各大学の過去問演習を何度も行うことが大切だと思いこんでいる
過去問演習をしている時間は成績を伸ばす効果はないため、大量の時間を無駄にする。
過去問演習を大量に行うと、問題の傾向や難易度に固執してしまう結果、本番の傾向や難易度の変化があるとパニックになり大失敗してしまう。
過去問演習を大量に行った大学は「思い入れ」が強くなり、受験校選びを失敗して詰んでしまう。
当然ですが、各大学の過去問演習を何年分も行うことは不可能であり、実際には、全く過去問演習を行わなかった大学に合格している生徒様も多くいます。
各大学の傾向に慣れることが大切だと思いこんでいる
過去問演習を何度も行うと、本番での傾向の変化に対応できず、本番失敗するリスクが高くなり逆効果になる。
「正しい試験の解き方」は、「各大学の傾向に慣れる」ことではありません。
「あらゆる試験形式や傾向、難易度の変化に柔軟に対応できる解き方を習得する」ことが「正しい試験の解き方」です。
頻出分野の対策をすることが大切だと思いこんでいる
全分野の基礎を徹底してこなかった人の「特効薬を求める」発想で、二次災害を起こす。他の大学も含めて医学部全体の合格可能性を大きく下げる。
過去の傾向に固執して、試験本番でパニックになって失敗するリスクを高めている。
難しい問題を解くことが大切だと思い込み、上滑りを起こし、さらに合格者でも解けていない問題に試験本番で手を出してしまう。
正しい過去問演習の方法
目的は2つ
①正しい試験の解き方の練習
②分析して基礎を復習する
「あらゆる試験に柔軟に対応できる」解き方を習得することが大事
・解き方、失点原因を分析する
・復習計画を立て、今まで使用した問題集で復習する
→全範囲で基礎の抜けをなくすことで医学部に合格できる実力がつく
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難易度の高い問題について
過去問では難易度の高い問題も多々出題されます。むしろ大部分の医学部で、本番で解かなくてよい、いわゆる捨て問を意図的に出題しています。
解説を読み、分析をしても自力で解けるようにならなさそうな問題は、復習自体行わないことも有効です。
それよりも参考書や問題集の復習さえできていれば得点できた問題の復習を優先し、これらを徹底してください。
難易度の高い問題は、その問題を解けるようにするよりも、どうすれば本番ではそのような問題をすぐ飛ばすことができるかを分析した方が合格可能性は高まります。
大学別対策と過去問演習の重要ポイント
- 試験の解き方の練習と改善
- 失点分析によって基礎の抜けを見つけること、普段の勉強方法の改善をしていくこと
- 過去問演習は各大学1回行うことが最適
- あらゆる試験形式や傾向、難易度の変化に柔軟に対応できる解き方を習得する
- 参考書や問題集の復習さえできていれば得点できた問題の復習を優先する
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