【2027年度】東邦大学医学部「総合入試」の出願資格・試験内容と合格者体験
この記事のポイント
東邦大学医学部医学科の2027年度総合入試は、約10名を募集する専願の入試です。大学公式情報で出願資格、日程、選抜方法、2027年度からの配点変更を確認し、旧制度を2021年に受験した合格者の体験は当時の情報として分けて紹介します。
2027年度の東邦大学医学部「総合入試」
東邦大学医学部医学科の総合入試は、学力だけでなく、主体的に行動する力、問題を発見して解決への方向性を見いだす思考力・判断力、コミュニケーション能力などを総合的に確認する入試です。
募集人員:約10名
1次試験:2026年11月20日(金)
2次試験:2026年12月5日(土)
試験場:東邦大学 大森キャンパス
入学検定料:60,000円
大学公式の名称は「総合入試」です。旧記事のタイトルではAO入試と併記していましたが、2027年度の制度情報は現在の公式名称に合わせて整理しています。
2026年8月10日時点で、2027年度の入試概要と変更点は公表されていますが、医学部の2027年度学生募集要項は作成中です。大学は、サイトの記載と学生募集要項が異なる場合は募集要項を正しい情報として扱うよう案内しています。出願前に必ず公開後の募集要項を確認してください。
出願資格
2027年度の総合入試は、次の条件をすべて満たす人が対象です。
・高校または中等教育学校等を2026年3月に卒業した人、または2027年3月卒業見込みの人
・調査書の全体の学習成績の状況が3.8以上
・数学の学習成績の状況が4.0以上
・理科の学習成績の状況が4.0以上
・合格した場合に入学を確約できる人
2027年3月卒業見込みの場合、学習成績の状況は高校3年生の1学期までが対象です。また、同窓生子女入試と推薦入試(付属校制)との併願はできません。
卒業時期、評定、専願のいずれか一つだけで判断せず、すべての条件を確認してください。
出願期間・試験日・合格発表
郵便受付:2026年11月2日(月)〜11月11日(水)必着
窓口受付:2026年11月11日(水)9:00〜17:00
1次試験:2026年11月20日(金)
1次合格発表:2026年11月27日(金)正午
2次試験:2026年12月5日(土)
2次合格発表:2026年12月9日(水)正午
郵送は締切日必着です。出願書類の様式、Web出願の操作、郵送方法などは、今後公開される2027年度学生募集要項で確認してください。
「2027国立医学部の
共テボーダー足切り」
「2027医学部偏差値」
選抜方法と2027年度からの変更点
2027年度は、1次試験で出願書類、基礎学力試験、適性試験を評価し、1次試験合格者が2次試験の面接を受けます。
出願書類:40点
基礎学力試験:60点・70分
適性試験:30点・60分
面接:50点・約30分
東邦大学は、2027年度から総合入試の配点と時間を変更すると公表しています。出願書類は調査書、自己アピールシート、志望理由書を評価し、基礎学力試験は60分から70分へ延長されます。
大学の説明では、適性試験で医師に必要な思考力と判断力、基礎学力試験で文章・図表の理解、論理的な表現力、科学的判断力、面接で自分の考えを伝える力と異なる意見を尊重する態度を確認します。
2021年に合格した卒業生の受験体験
ここからは、2021年に東邦大学医学部の総合入試へ合格した卒業生(1浪・男性)へのヒアリングです。
受験した理由と提出書類
合格者は、もともと医学部の推薦や総合入試を受験する方針でした。自身の評定で出願条件を満たしていた東邦大学医学部の総合入試を選びました。
自己アピールシートには、次の内容を記載したと回答しています。
- 各学年で力を入れて取り組んだこと
- 東邦大学医学部の志望理由
- 将来どのような医師になりたいか
本人は、提出前に自己アピールシートの添削を受けました。2027年度は出願書類が40点で評価されるため、公開後の様式と記載事項を確認し、書いた内容を面接でも具体的に説明できるように準備してください。
適性試験の体験
合格者が受験した当時の適性試験には、選択問題と記述問題があり、本人は次のような出題を経験しました。
- 写真を見て、状況に合う選択肢を選ぶ問題
- 一つだけ異なる図形を選ぶ問題
- 指定されたアルファベットを探す問題
- 場面設定を読み、自分ならどうするかを記述する問題
本人は時間に余裕がなく、問題ごとに解き方を決め、素早く進めることを意識したと振り返っています。
東邦大学は2027年度も適性試験を60分・30点で実施すると公表していますが、上記の問題形式が再び出題されるとは限りません。過去の出題例を暗記するのではなく、初見の情報を整理して判断する練習に使ってください。
基礎学力試験の体験
合格者が受験した当時の基礎学力試験には、選択問題と記述問題の両方がありました。本人が経験した出題例は次のとおりです。
- 四字熟語
- 文章を正しい順番に並べ替える問題
- 長文の要約
- 資料を読み、考察を記述する問題
本人は国語の要素が強いと感じ、試験時間に余裕がなかったため、優先順位を考えて書ける問題を確実に仕上げるようにしました。
2027年度から基礎学力試験は70分へ延長されます。大学公式情報では、文章や図表の理解、論理的表現力、科学的判断力を確認するとされています。旧問題の形式だけに絞らず、文章と資料から根拠を読み取り、短く説明する練習が必要です。
「2027国立医学部の
共テボーダー足切り」
「2027医学部偏差値」
面接の体験
集団面接
合格者が受験した当時は、受験生3人で10分間の集団面接がありました。課題文を読んで話し合い、最後に代表者が約2分で発表する形式でした。
本人のグループでは別の受験生が司会と発表を担当しました。本人は、面接官が発表だけでなく、話し合い中の様子も記録しているように感じたと回答しています。
MMI
合格者が受験した当時は、1部屋3分のMMIを2部屋回りました。各部屋に問題文があり、それぞれ3問ほどへ回答したと振り返っています。
- 部活動でミスをしたときにどう対応するか
- レポートを書くときにどのように情報を集めるか
面接官からは、回答に対して「なぜそう思うのか」と理由を確認する質問がありました。本人は圧迫的な雰囲気ではなかったと感じています。
2027年度の大学公式情報は、2次試験を面接50点・約30分としていますが、集団面接やMMIの実施、人数、部屋数は掲載していません。上記を現在の確定形式として使わないでください。
合格者が行った準備
合格者は、総合入試だけに向けた特別な対策を長期間行うのではなく、普段の受験勉強を優先しました。1次試験合格後に模擬面接を行い、質問へ答える練習をしています。
本人は、本番で落ち着いて話せた理由として、自分の弱点を把握し、準備に心残りがない状態まで取り組んだことを挙げています。また、問題点と改善策を考える習慣が、基礎学力試験と面接の両方で役立ったと振り返っています。
2027年度入試へ向けた対策
- 出願資格を先に確認する
卒業時期、全体・数学・理科の学習成績、専願の条件をすべて確認します。 - 自己アピールシートと志望理由を具体化する
高校生活での行動、医学部志望理由、東邦大学を選ぶ理由、将来像を、事実と経験に基づいて説明します。 - 文章と図表を根拠に説明する
基礎学力試験では、長文や資料から必要な情報を読み取り、要約や考察を短時間で書く練習をします。 - 初見の問題で判断する練習をする
適性試験の過去の形式だけを暗記せず、条件を整理して優先順位を決める練習をします。 - 回答の理由まで話せるようにする
面接では結論だけでなく、なぜそう考えたか、異なる意見をどう扱うかまで説明できるようにします。 - 一般入試に必要な基礎学力も止めない
総合入試の準備だけに偏らず、英語・数学・理科の基礎習得を継続します。
確認した東邦大学公式情報
- 東邦大学医学部「総合入試」:2027年度の募集人数、出願資格、日程、配点
- 2027年度入試からの変更点:配点と基礎学力試験時間の変更
- 2027募集要項・Web出願について:医学部募集要項の公開状況
確認日:2026年8月10日
東邦大学医学部の総合入試でよくある質問
2027年度の東邦大学医学部総合入試は何人募集ですか?
大学公式の2027年度入試情報では、募集人員は約10名です。総合入試、同窓生子女入試、推薦入試(付属校制)の結果によって一般入試の募集人員が調整される場合があります。
1浪でも東邦大学医学部の総合入試を受験できますか?
2027年度は、2026年3月に高校等を卒業した人と2027年3月卒業見込みの人が対象です。評定、専願など他の条件もすべて満たす必要があります。
評定の条件はありますか?
調査書の全体の学習成績の状況が3.8以上で、数学と理科はそれぞれ4.0以上が必要です。2027年3月卒業見込みの場合は高校3年生の1学期までが対象です。
合格者が受験した集団面接とMMIは2027年度も実施されますか?
大学公式の2027年度情報では選抜方法を「面接」、試験時間を約30分としていますが、面接の具体的な形式は掲載されていません。この記事の集団面接とMMIは2021年受験時の体験であり、2027年度も同じとは限りません。
東邦大学医学部の総合入試対策で重要なポイント
- 2027年度は2026年3月卒業者と2027年3月卒業見込み者が対象で、評定と専願の条件がある
- 全体の学習成績の状況3.8以上に加え、数学と理科はそれぞれ4.0以上が必要
- 2027年度から出願書類40点、基礎学力60点、適性試験30点、面接50点の180点満点となる
- 基礎学力試験は2027年度から70分となり、適性試験は60分、面接は約30分と公表されている
- 合格者の出題例や面接形式は2021年受験時の体験であり、現在の形式として使わない
- 2027年度学生募集要項の公開後に、提出書類、手続、試験当日の注意事項を再確認する
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