大分大学医学部総合型選抜|2021年合格者の面接・グループ討論体験
この記事のポイント
この記事は、2021年に大分大学医学部の総合型選抜へ現役合格した受験生へのヒアリングをもとに、当時の出願要件、自己推薦書、共通テスト、個人面接、グループディスカッションを整理したものです。募集人数・出願資格・配点・選抜形式は変更されるため、2021年当時の体験と現在の入試情報を分け、出願年度の募集要項を必ず確認してください。
この記事の情報について
・2021年に現役で総合型選抜へ合格した受験生本人の体験です
・評定、共通テスト得点、書類の内容、個人面接、グループディスカッションは本人の記録です
・募集人数、出願資格、配点、試験時間は2021年当時の情報です
・本人がほかの受験生から聞いた内容は、本人の体験と分けて掲載します
この記事の元になったヒアリング記事は2021年2月に公開され、同年4月に最終更新されました。合格者本人の体験は残し、年度によって変わる制度情報を現在の入試情報として断定しない構成へ整理しています。
体験談は書類・面接・討論の準備を知るために使い、現在の制度確認には使わないようにしてください。
2021年当時の総合型選抜情報
合格者が受験した2021年当時、旧記事には一般枠と地域枠について次の内容が記録されていました。
一般枠
・募集人数は22名
・現役生から2浪生までが対象
・評定はA段階(4.3以上)
・合格した場合は入学を確約できること
地域枠
・募集人数は13名
・一般枠の要件を満たすこと
・大分県内の小学校または中学校を卒業していること
・大学卒業後に大分県の地域医療へ貢献する強い意志を持つこと
現在の枠、募集人数、卒業年度、評定、地域要件、専願条件が同じとは限りません。この記事の数字ではなく、出願年度の大学公式募集要項を確認してください。
評定と書類審査
合格者の評定平均は4.9でした。当時の書類審査には、調査書、自己推薦書、特別活動に関する調査書が含まれていました。地域枠では「将来、医師としてどのように大分県の地域医療に貢献したいか」を1000字以内で書く小論文も記録されています。
自己推薦書
当時の自己推薦書はA4片面2枚でした。合格者はリーダーシップや協調性について、課外活動やボランティアの経験を書きました。目立つ役職に就いておらず、強いエピソードではないと感じていましたが、合格しています。
独創性の項目では、勉強時間を増やすために手帳へ記録し、学習環境を工夫したことを書きました。面接では、医師を志望する理由や、協調性の項目に書いたボランティア活動について詳しく聞かれました。
特別活動に関する調査書
合格者は高校時代に部活動へあまり取り組んでいなかったため、ボランティア活動と英検などの資格を書きました。この書類については、本人の面接ではあまり触れられませんでした。
・役職名だけでなく、自分が考えて行動したことを書けているか
・工夫した理由と、その結果を説明できるか
・医師志望理由と大学で学びたいことがつながっているか
・面接で書類の内容を掘り下げられても答えられるか
「2027国立医学部の
共テボーダー足切り」
「2027医学部偏差値」
第一次選考の共通テスト
2021年当時の旧記事には、第一次選考の共通テストを450点へ換算する配点が記録されていました。
・数学I・A:50点
・数学II・B:50点
・英語:100点
・理科:各50点、2科目
・国語:100点
・地理歴史・公民:50点
合格者は総合80%台前半と自己採点していました。関連する本人の合格体験記には、共通テスト総合80.9%と記録されています。
科目、換算方法、必要得点は変更される可能性があります。2021年の配点と得点率を現在の合格基準として使用しないでください。
個人面接の形式と質問
第二次選考は個人面接とグループディスカッションで、旧記事には合計300点と記録されていました。
個人面接は13分で、面接官は3人でした。本人は、時間が明確に決められていたと振り返っています。
・自己推薦書に書いた医師志望理由
・ボランティア活動について
・大分大学のイメージ
・大学で学びたい分野
・一般枠または地域枠を志望した理由
・不得意教科について
回答に対して厳しく掘り下げられる場面もありました。ボランティア活動については、「学校から指示されて行っただけなら、自主性とは言えないのではないか」という趣旨の質問を受けました。
本人は、面接官のうち一人は厳しめ、一人は優しめという印象を持ちました。面接官の人数、面接時間、質問内容、配点が現在も同じとは限りません。
県外受験生や他大学出願について聞かれた話
ここからは合格者本人が直接受けた質問ではなく、本人がほかの受験生から聞いた内容です。
・県外出身者へ、大分のイメージを聞く
・なぜ大分大学を志望するのか聞く
・将来、大分に残る考えがあるか聞く
・前期の一般選抜で別の大学へ出願した理由を聞く
・浪人生へ、前年の出願先と今年大分大学を選んだ理由を聞く
合格者本人は大分県出身でした。県外受験生への質問や他大学出願への質問は伝聞であり、全受験生に共通する質問としては扱えません。
グループディスカッションの形式とテーマ
合格者が受験した2021年当時は、全体で70分、受験生5人、面接官3人の形式でした。
・20分で資料を読み、自分の考えをまとめる
・一人3分ずつ意見を発表する
・30分間、受験生同士で討論する
当時の資料は6枚程度で、日本人の健康に関する内容と、海外との比較を含む複数のグラフが掲載されていました。「WHOの健康の定義について討論する」という指示もありました。
討論中、面接官は発言せず、受験生が自由に進めました。本人のグループでは司会を決めずに議論し、面接官からの追加質問もありませんでした。
意見を最後にまとめるかどうかはグループによって違い、本人は、うまく結論がまとまらなかったグループからも合格者が出ていた印象を持っています。大学が公表した評価基準ではないため、結論を出すことだけを目的にせず、資料を読み、他者の意見を聞き、自分の考えを伝える練習をしてください。
「2027国立医学部の
共テボーダー足切り」
「2027医学部偏差値」
合格者のアドバイス
合格者は共通テスト後に面接対策を行いました。グループディスカッションは何を評価されるか分かりにくいものの、形式に慣れておくことは役立つと考えていました。
地域枠では、共通テストが70%台後半でも合格した人がいた印象を持っていましたが、これは本人が周囲を見た感想です。現在の合格可能性や面接の配点比率を示すものではありません。
1. 自己推薦書に書いた内容を質問形式で説明する
2. 大学で学びたい分野と医師志望理由をつなげる
3. 志望枠を選んだ理由を確認する
4. 資料とグラフから論点を読み取る練習をする
5. 短い発表と複数人での討論を経験しておく
6. 共通テストを含む学力試験の準備を優先する
合格体験記と関連記事
大分大学医学部へ出願するときは、募集人員、出願資格、評定、共通テスト科目と配点、選抜方法、地域枠の条件を大学公式の最新資料で確認してください。
大分大学医学部総合型選抜対策の重要ポイント
- 2021年当時の募集人数・出願要件・配点を現在の制度へそのまま当てはめない
- 自己推薦書に書いた活動を、役職の有無ではなく自分の行動と工夫で説明する
- 医師志望理由、大分大学で学びたいこと、志望枠を選んだ理由をつなげる
- 個人面接では書類の内容に対する厳しい質問にも結論と理由で答える
- 資料とグラフから論点を読み取り、短く発表してから議論する練習をする
- 現在の募集人員・出願資格・選抜方法は受験年度の募集要項で確認する
「2027国立医学部の
共テボーダー足切り」
「2027医学部偏差値」
医学部合格に必要な考え方と習慣をまとめた書籍「勉強法の大原則」を郵送します
基礎の暗記と習得、問題集を絞る考え方、模試後の分析、全教科の優先順位など、医学部受験で失敗しないための大原則をまとめています。
定価 1,100円 → 送料含め完全無料
LINE無料資料