【2027年度】埼玉医科大学の推薦入試|出願条件・試験科目と合格者アドバイス
この記事のポイント
埼玉医科大学医学部の2027年度学校推薦型選抜について、大学公式情報をもとに4つの募集枠、出願条件、日程、試験科目を整理します。後半では、2021年度入試で指定校枠に合格した1浪の卒業生から聞いた受験体験を、現在の制度と区別して紹介します。
2027年度の募集枠と出願条件
埼玉医科大学医学部の2027年度学校推薦型選抜には、指定校枠、一般公募枠、埼玉県地域枠、特別枠があります。大学公式サイトで2026年8月8日に確認した内容は次のとおりです。
| 募集枠 | 募集人員・主な出願条件 |
|---|---|
| 指定校枠 | 5名。大学指定校の2026年3月卒業者または2027年3月卒業見込み。全体・数学・理科・外国語が各3.8以上。専願。学校長の推薦は1校4名まで |
| 一般公募枠 | 14名。2026年3月卒業者または2027年3月卒業見込み。全体・数学・理科・外国語が各4.0以上。専願。学校長の推薦は1校2名まで |
| 埼玉県地域枠 | 19名(申請予定)。一般は全体・数学・理科・外国語が各4.0以上、指定校出身者は各3.8以上。奨学金の貸与を受け、卒業後の指定勤務を誓約できる人。専願。学校長の推薦は一般が1校2名、指定校は4名まで |
| 特別枠 | 2名。2026年3月卒業者または2027年3月卒業見込み。指定の英語資格成績、科学オリンピック等の実績が必要。専願。学校長の推薦人数に制限なし |
指定校枠・一般公募枠・埼玉県地域枠は、卒業年度と評定要件の両方を満たす必要があります。特別枠は、英検1級、TOEFL iBT、TOEIC、IELTSなどの英語資格成績、または科学オリンピック等の実績が条件として示されています。対象資格と基準は埼玉医科大学「学校推薦型選抜」で確認してください。
2027年度の入試日程
| 項目 | 日程・会場 |
|---|---|
| 出願期間 | 2026年11月5日(木)〜11月12日(木) |
| 出願書類締切 | 2026年11月13日(金)郵送必着 |
| 試験日 | 2026年11月22日(日) |
| 合格発表 | 2026年12月1日(火)16時 |
| 入学手続期間 | 2026年12月1日(火)〜12月11日(金) |
| 試験会場 | 埼玉医科大学 毛呂山キャンパス カタロスタワー |
合格発表はUCAROの合否照会システムで行われます。日程変更や必要書類の差し替えに備え、2027年度募集要項・試験会場も確認してください。
「2027国立医学部の
共テボーダー足切り」
「2027医学部偏差値」
適性検査と面接
4つの推薦枠は共通の適性検査を受けます。適性検査は全科目記述式で、合計100点です。
| 試験 | 内容・時間・配点 |
|---|---|
| 適性検査Ⅰ(数学系分野) | 数学Ⅰ・Ⅱ、数学A、数学B(数列)、数学C(ベクトル)。30分・20点 |
| 適性検査Ⅰ(理科系分野) | 物理・化学・生物から試験当日に2領域を選択。60分・40点(20点×2) |
| 適性検査Ⅰ(英語系分野) | 英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ。30分・20点 |
| 適性検査Ⅱ | 小論文(和文)。30分・20点 |
| 面接票 | 20分。記入内容は判定に使用しない |
| 面接 | 個人面接。14時〜17時頃・段階評価 |
理科は出願時ではなく、試験当日に物理・化学・生物から2領域を選びます。数学・英語・理科の基礎を、何も見ずに時間内で記述できる状態にしておくことが重要です。
2021年度合格者の受験体験
埼玉医科大学を選んだ理由と評定
卒業生は埼玉県で生まれ育ち、出身高校に埼玉医科大学の指定校枠があったことから受験しました。受験時の評定は4.5程度でした。
自己推薦文
受験時は、大学の志望動機を400字で記載しました。早期体験実習と地域基盤型の教育プログラムに触れ、エースアカデミーで文章の添削を受けました。
2027年度も大学公式サイトに自己推薦文の様式が掲載されていますが、記入項目や文字数は必ず最新の様式で確認してください。
筆記試験
卒業生が受験した2021年度の適性検査は記述式でした。数学では基礎問題に近い出題が多く、英語では長文と自由英作文が出題されたと振り返っています。
化学は小問集合と計算・グラフを含む記述問題、物理は力学と電磁気が出題され、理科2科目は時間が厳しかったと話しています。年度によって出題内容は変わるため、教材名や過去の出題分野だけに絞らず、2027年度の出題範囲に沿って基礎を習得してください。
小論文
2021年度は、小説の要約と、文章を読んで自身の経験を記述する問題が出題されました。卒業生は時間がかなり厳しかったと振り返っています。
2027年度の公式情報では、適性検査Ⅱは和文小論文・30分・20点です。過去のテーマを覚えるのではなく、文章の要点を短時間で整理し、設問に沿って記述する練習が必要です。
個人面接
2021年度の卒業生は、受験生1人・面接官3人で約15分の個人面接を受けました。面接前には面接票を記入し、医師と大学の志望理由、高校生活、友人関係、入学後に取り組みたいことなどを書いたと話しています。
面接では面接票の内容に加え、浪人生活、ボランティア活動、チーム医療、埼玉県の医療問題などについて質問されました。面接官は話をうなずきながら聞いてくれ、穏やかな雰囲気だったとのことです。
「2027国立医学部の
共テボーダー足切り」
「2027医学部偏差値」
合格者からのアドバイス
卒業生は、学科試験では基礎的な内容が中心だった一方、理科は時間が厳しかったと振り返っています。まず教科書レベルの知識と基本解法を、何も見ずに素早く正確に再現できる状態にすることが重要です。
小論文・面接だけに偏らず、数学・英語・理科2領域を含む適性検査全体を計画的に進めてください。指定校枠・一般公募枠・地域枠では評定要件もあるため、受験学年だけでなく日頃の授業・定期試験・提出物にも継続して取り組む必要があります。
関連する推薦入試情報
確認元:埼玉医科大学「学校推薦型選抜」、埼玉医科大学「募集要項・試験会場」(2026年8月8日確認)
埼玉医科大学の推薦入試の重要ポイント
- 2027年度は指定校枠5名、一般公募枠14名、埼玉県地域枠19名、特別枠2名を予定している
- 埼玉県地域枠19名は2026年8月8日時点で文部科学省への臨時定員増申請予定であり、確定情報を大学公式サイトで確認する
- 適性検査は数学20点・理科2領域40点・英語20点・小論文20点の100点満点で、全科目記述式
- 指定校枠は評定3.8以上、一般公募枠は評定4.0以上など、枠ごとに出願条件が異なる
- 合格者体験の問題形式・面接内容は2021年度受験時の情報であり、2027年度の出題を保証するものではない
「2027国立医学部の
共テボーダー足切り」
「2027医学部偏差値」
医学部合格者760名超のノウハウを凝縮。
書籍「勉強法の大原則」を郵送します
「参考書ルートの真実」から「保護者のかかわり方」まで、この一冊で完結。
定価 1,100円 → 送料含め完全無料
LINE無料資料