【医学部受験】科目の配点や得意不得意で受験校を選ぶのは危険!
この記事のポイント
医学部の受験校は、得意科目・苦手科目・配点・倍率・過去問との相性だけでは決められません。国公立は共通テスト自己採点と模試成績を全国50校で計算し、私立は全国31校から日程を含めた出願の組み合わせを考えることが重要です。
医学部の合否に最も大きく影響するのが受験校選びです。特定科目の配点が低い、得意科目の配点が高い、倍率が低い、過去問が解きやすいといった一つの条件だけで決めると、合格可能性の高い大学を見落とします。
得意科目・苦手科目で受験校を選ばない
「英語が得意だから英語の配点が高い大学」「数学が苦手だから数学の配点が低い大学」という選び方では、受験者層や全科目の合格ラインが抜けています。
英語の配点が高い大学には、英語が得意な受験生が集まります。数学の配点が低くても、英語・理科を含む総合点が合格ラインに届かなければ合格できません。得意科目と苦手科目だけで医学部の合否が決まるわけではありません。
配点・倍率・過去問との相性だけで選ばない
科目の配点、倍率、過去問との相性、最低点、出題傾向などは受験校を考える材料にはなります。しかし、これらの一項目だけで医学部の合格率を判断することはできません。
過去問を解いて点数が取れた大学だけを選ぶ、倍率が低く見える大学だけを選ぶ、得意科目の配点が高い大学だけを選ぶと、全国の医学部を同じ条件で比較できなくなります。

国公立医学部の受験校選び
国立医学部は前期1校しか出願できません。最初から数校へ絞って判定するのではなく、全国50校すべてを比較することが重要です。
- 共通テスト終了後に自己採点を確定する
- 共通テストの傾斜配点を全国50校で計算する
- 模擬試験の偏差値と一次・二次比率を全国50校で計算する
- 全国50校の判定を一覧にして比較する
- 希望と過去のデータを合わせて最終決定する
共通テスト前に志望校を数校へ固定すると、自己採点後に合格可能性の高い大学へ変更できません。国公立の最終出願校は、共通テスト後の自己採点と模試成績を使って決定します。
私立医学部の受験校選び
私立医学部は併願が可能です。全国31校から、受験可能な学費、一次試験の日程、複数日程、共通テスト利用・併用、後期試験まで含めて出願の組み合わせを考えます。
一つの大学だけを見るのではなく、各大学の合格率と試験日程を合わせて、医学部に1校以上合格する確率を高めることが重要です。受験校を必要以上に絞ると、合格機会そのものが減ります。

受験校選びと大学別対策
大学別の出題傾向へ勉強を合わせるのではなく、まずはすべての大学に対応できる基礎を習得します。入試問題はすべての問題を解く必要はありません。難しい問題を飛ばし、解くべき問題を正確に解く試験の解き方を身につけます。
過去問演習や個別大学の対策を増やすことで、基礎の復習時間がなくなると合格率は下がります。受験直前も、全科目の基礎の抜けを減らすことを優先してください。
受験校選びの手順
- 国公立・私立とも全国の医学部を候補にする
- 国公立は共通テスト自己採点と模試成績から全国50校を計算する
- 私立は学費と一次試験日程を確認し、全国31校から組み合わせる
- 得意不得意・倍率・過去問との相性だけで候補を外さない
- 全大学に対応できる基礎と試験の解き方を習得する
医学部の受験校選びの重要ポイント
- 得意科目・苦手科目だけで受験校を選ばない
- 科目の配点・倍率・過去問との相性だけで判断しない
- 国公立は共通テスト自己採点と模試成績を全国50校で計算する
- 共通テストの傾斜配点と一次・二次比率を大学ごとに確認する
- 私立は全国31校から試験日程を含めて出願の組み合わせを考える
- 個別の大学対策より全大学に対応できる基礎と試験の解き方を習得する
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