【医学部受験英語】全解説頻出英文法・語法問題1000がおすすめな理由&レビュー
この記事のポイント
全解説頻出英文法・語法問題1000は、文法・語法の基礎を一度学んだ後、知識の抜けを発見してアウトプットするための問題集です。問題数が多いため、最初から全問を完璧にしようとせず、間違えた問題と迷った問題を中心に早く周回し、何も見ずに根拠まで再現できる状態を目指します。
現行商品は「全解説 頻出英文法・語法問題1000 増補改訂版」です。2024年1月1日出荷分からISBNと価格が変更されていますが、書名は増補改訂版のままです。
頻出英文法・語法問題1000の現行版
増補改訂版は、4択問題を中心に、正誤指摘問題と整序問題を各文法項目の「Extra」として収録しています。語法分野も多く扱い、問題編144ページと解答・解説編368ページの2分冊構成です。
問題数と解説量が多いため、英文法・語法を最初から学ぶための1冊というより、基礎問題集を一度習得した後に、知識の抜けを確認する教材として使いやすい問題集です。
医学部受験での位置付け
基礎の抜けを見つける
文法問題集を繰り返していても、問題の並びや答えを覚えただけでは、模試や入試で形が変わったときに対応できません。本書は問題数が多く、複数の出題形式があるため、覚えたつもりになっている文法・語法を見つける確認用教材として利用できます。
正解していても、選択肢を選んだ根拠を説明できなければ未習得です。文法事項・語法・品詞まで何も見ずに説明できるかを確認してください。
問題編と解説編を往復できる
問題編と解答・解説編が分かれているため、まとまった問題を解いてから答え合わせができます。間違えた問題は、解説を読むだけで終わらせず、以前使った基礎教材の該当項目へ戻って復習できます。
Next Stageなど別の文法問題集を使用している場合も、教材名を増やすこと自体を目的にせず、本書で見つかった弱点を基礎教材へ戻すために使います。
素早く正確に処理する練習ができる
医学部入試の英語では、長文・英作文・和訳などへ時間を残すため、知識問題を素早く正確に処理する必要があります。本書は問題編が独立しているため、一定数をまとめて解き、処理速度を確認できます。
ただし、速さを優先するのは知識を習得した後です。初めは正解の根拠を再現し、反復によって考え込まずに処理できる状態へ近づけます。

大原則に沿った使い方
- 先に基本的な英文法・語法を基礎教材で習得する
- 1周目は分からない問題で止まらず、間違えた問題と迷った問題へ印を付ける
- 解説を確認し、正解の根拠と誤答になる理由を整理する
- 解説を閉じて、根拠を何も見ずに説明してから解き直す
- 印を付けた問題を中心に最低5周以上反復し、必要に応じて範囲を広げる
問題数が多いため、1周目から全問を完璧にしようとすると、英単語・英文解釈・数学・理科の学習時間を圧迫します。残り期間と全教科の進み具合を見て、章・問題形式・間違えた問題に絞ってください。
正答率を上げるだけでなく、一定数を時間内に処理する練習も行います。ただし、制限時間だけを短くして答えを暗記するのではなく、根拠を再現した上で速く解ける状態を習得の目安とします。

実際に使った感想(卒業生のレビュー)
基礎的な英文法問題集を繰り返した後に本書を使い始めました。以前の問題集は問題の並びまで覚えてしまい、模試で英文の形が変わると間違えることがありました。
本書で間違えた問題や迷った問題を確認すると、理解したつもりになっていた文法・語法を見つけられました。基礎教材へ戻って復習し、本書で再度アウトプットすることで、弱い部分へ集中できました。
また、問題編を使って時間を計り、知識問題を素早く処理する練習も行いました。このレビューは個人の体験であり、基礎教材が未習得の段階から本書を始めることを推奨するものではありません。
医学部おすすめ参考書一覧
頻出英文法・語法問題1000の重要ポイント
- 現行商品は増補改訂版で、2024年出荷分からISBNと価格が変更
- 英文法・語法を最初から学ぶ教材ではなく、基礎学習後の確認に使う
- 正解したかだけでなく、選択肢を選ぶ根拠を何も見ずに説明する
- 1周目は分からない問題で止まらず、間違えた問題と迷った問題を優先する
- 最低5周以上反復し、他教科の基礎を圧迫するなら取り組む量を減らす
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