【医学部受験物理】宇宙一わかりやすい物理がおすすめな理由&レビュー
この記事のポイント
宇宙一わかりやすい高校物理は、図と具体例で物理現象を確認しながら基礎を学べる講義型参考書です。読むだけで終わらせず、別冊問題集を使って何も見ずに解法を再現し、全教科の学習時間を圧迫しない範囲で反復することが重要です。
「宇宙一わかりやすい高校物理」は、2026年8月時点で「力学・波動」と「電磁気・熱・原子」の改訂版2冊です。旧版にあった「電磁気・波動・原子」という表記を、現行版に合わせて更新しました。
宇宙一わかりやすい物理の現行版
学研の現行シリーズは、「力学・波動」と「電磁気・熱・原子」の改訂版2冊です。いずれも2023年2月発売で、左ページの説明と右ページの図解を対応させた見開き構成です。
本冊の解説を読み、別冊問題集と章末チェックで知識を使えるか確認します。物理を初めて学ぶ人や、公式は覚えたものの問題になると使い分けられない人が、基礎へ戻るために使いやすい参考書です。
学研公式で「力学・波動 改訂版」を確認する
学研公式で「電磁気・熱・原子 改訂版」を確認する
医学部受験におすすめな理由
物理現象を図で確認できる
公式だけを覚えても、条件が少し変わると、どの式を使うべきか判断できません。本シリーズは、身近な例とイラストで物理現象を具体化してから数式へ進むため、公式が表す状況と使う条件を確認しやすい構成です。
ただし、解説を読んで「分かった」と感じるだけでは習得になりません。図や説明を閉じても、現象・公式・解法を自分で説明できる状態を目指します。
基礎へ戻りやすく上滑りを防げる
基礎が曖昧なまま応用問題へ進むと、問題ごとの解答を覚えるだけになり、初見の問題へ対応しにくくなります。本シリーズは単元ごとの説明と確認問題が対応しているため、解けなかった原因を本冊へ戻って確認できます。
講義と問題演習を往復できる
本冊で必要事項を確認した直後に別冊問題集へ取り組むことで、インプットとアウトプットを往復できます。問題を見て必要な公式と解法がすぐに出てこない場合は未習得です。
間違えた問題は解説を読み直すだけでなく、時間を空けて、何も見ずに解答までの手順を再現してください。正答した問題でも、解くのに時間がかかった場合は反復対象です。

大原則に沿った使い方
- 学校や授業で進んでいる単元の説明を読み、図を見ながら公式の意味を確認する
- 分からない箇所で長時間止まらず、今理解できる範囲と確認問題を先に進める
- 別冊問題集を解き、解法を何も見ずに再現できない問題へ印を付ける
- 1周目から全問題を完璧にしようとせず、必要な範囲に絞って早く1周する
- 印を付けた基本問題を中心に最低5周以上反復する
医学部受験は英語・数学・理科2科目、国公立志望なら国語・社会・情報も必要です。物理だけに時間をかけすぎず、全教科の基礎を進められる量に絞ることが重要です。
宇宙一わかりやすい物理の基本問題を習得し、模試や過去問で不足が確認できた場合に限り、次の問題集を検討します。「医学部志望だから」という理由だけで応用問題集を追加する必要はありません。

実際に使った感想(卒業生のレビュー)
現役時代は物理に苦手意識があり、公式は覚えているのに問題が解けない状態でした。宇宙一わかりやすい物理を使ううちに、公式や法則を丸暗記し、問題ごとに使い分けられていなかったことに気付きました。
そこで、図と説明を読みながら「なぜこの公式を使うのか」を確認し、基本問題を繰り返しました。読んで終わりにせず、自力で解法を再現する復習を続けたことで、物理現象と公式を結び付けられるようになりました。
このレビューは個人の体験です。次の問題集へ進む時期や必要性は、現在の成績、志望校、他教科の進み具合によって異なります。
医学部おすすめ参考書一覧
宇宙一わかりやすい物理の重要ポイント
- 現行版は「力学・波動」と「電磁気・熱・原子」の改訂版2冊
- 図と説明を読んだ後は、別冊問題集で何も見ずに解法を再現する
- 1周目から全問題に時間をかけず、取り組む範囲を絞って早く1周する
- 基本問題を最低5周以上反復し、素早く正確に解ける状態を目指す
- 難しい問題集を追加する前に、英語・数学・化学など全教科の基礎を優先する
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